多くの女性が悩んでいると思われる生理に関しての事。
なかなか相談しにくい話題なのかもしれませんが、最近は企業でも女性の生理について気を配るなどの動きがしばし見られるようです。
悩んでいるあなたにお伝えしたい!ということで、今回ご紹介するのは、オンラインと対面で生理の悩みから解放するサポートセッションを行っている ゆんたく堂 代表の佐藤有斐さん(36)です。
奥州市出身の有斐さん。高校卒業後、大学時代を沖縄で過ごしました。
岩手へ帰郷後は国語講師として勤めたあと、2019年にゆんたく堂を開業しました。
有斐さんは、出張専門染物ワークショップも行うなど行動派の女性!
Woman Gardenカルチャ―スタジオの登録講師さんでもありますが、いつも個性的で素敵なお洋服でいらっしゃいます。
そんな有斐さんですが、なぜ生理のサポートパイオニアとして活動する事になったのでしょうか?
「自分の子供の排泄を気にしたのがきっかけです。その時、おむつなし育児アドバイザーの資格を取得したのですが、その内容が、女性の生理にも関わると分かり、更に学びを深めました」
お子さんの排泄がきっかけとは、なかなか気が付きにくい所かもしれません!
「生理痛の薬などで痛みを押さえつけたり、本来の体の動きを無視した現代の状況に危機感を覚えたんです。そして、小中学生に正しい生理の知識がないこと。ただ生理用品を渡されて終わり!生理は赤ちゃんを産むためのもの!といっただけの説明にも危機感を感じていたんです」
確かに、生理についてはその程度しか教わらなかったかも・・・?
「生理は身体にとってとても良い事で、それを知ればもっと生理が前向きに捉えられて元気な女性が増えると思うんです!」
そんな想いから、学んだことを周りの方々にお伝えしだしたところ、その方々が変化を感じたそう。
「これは世の中に広めたい!と思いました。トレーニングや食事制限といった難しい事は取り入れずに、まずは簡単にできる”意識だけ変える方法”を取り入れています」
意識って、大事な物とは何となく分かります!
病は気からと言いますし!
「この方法をお伝えすると、”そんなに簡単でいいんだ””生理に対して前向きになれた!”という感想をよくいただきます。全ての女性に知って頂きたいですし、特に10代の女の子に伝える事で、生理が恥ずかしいという意識も軽減するのではないかと感じています」
今後の夢は何でしょうか?
「学校に行って講演をしたいです。世界の女性に伝えたいとも思っています!自分の身体や子宮に寄り添い、生理がポジティブな存在になる世の中にしていきたいです。本も出してみたいな」
女性の笑顔はとっても美しいですからね!生理に悩む女性が減って、笑顔でいられる時間が増えるといいなあ・・・。
岩手の女性にメッセージを!
「年齢や環境も関係なく、望みをどんどん口に出していこう!幸せになれるって思うとなれますし、楽しいって思うとどんどん楽しくなります。私は育児に自信がありませんでしたが、学びを深めて、少しづつ良い方向に変わってきました。今の環境を諦めずにハッピーな方が増えますように!」
ゆんたく堂