岩手の頑張る女性 kirakira✨woman

マイナスもバネにして! Music Space 「SUNNY SIDE」 長谷川久美子さん

もしかすると、あれ?見たことある女性!!とお思いの方も多いのでは⁉

今回ご紹介するのは、矢巾町で「Music Spot SUNNY SIDE(サニーサイド)」を経営する長谷川久美子さん(48)です。

 

 

久美子さんは、ボーカリストとしても音楽活動をしていて、様々なイベントで多くの方々に素晴らし歌声を披露しています。

岩手県発信の応援ソング「しあわせの花」も他のミュージシャンの方々と一緒に歌っています。

パワフルな女性ですが、実に多くの逸話をお持ちの方で取材時間が足りないほど。

そんな久美子さんの様々なエピソードをご紹介します。

 

盛岡市出身の久美子さん。小料理屋を経営するお母様の長女として育ちました。

高校卒業後は、企業に就職をしましたが、1年後、お母様の経営する店舗のひとつを久美子さんの勉強のためにと勧められ経営することに。

会社勤めは辞めずにお店の経営もするという、19歳で二足の草鞋を履いた生活が始まりました。

その後23歳の時に結婚。それを機にこれまでの仕事に区切りをつけ、矢巾町へと移り住んだそうです。

幸せな結婚生活を夢見ていた久美子さんでしたが、現実はそうではありませんでした。

「旦那さんの子育て放棄と暴力、借金などで悩み、眠れない日々を過ごしました。そのうち、幸せの形は一つじゃないと思い、27歳の時に3歳と1歳の子のシングルマザーになりました。その時に、大切な人を守れる人になりたい!楽しいと思う事にとことんチャレンジしていこうと思ったんです」

というと、色んな事に手を出して失敗しちゃいそうですが、久美子さんは、しっかり目標を決めてたくさんのシュミレーションをしながらそこに向かって努力をしたそう。19歳から培った経営者の視点なのでしょうか。

久美子さんは27歳で中古住宅を購入、その6年後には地域の憩いの場を作りたいと現在のお店「SUNNY SIDE」をオープン。子育てと音楽活動、スポーツなど楽しみながら充実した日々を送っているそうです。

また、現在は店舗経営の他に、設計や内装など8割を完成させた状態でテナントを貸す大家業も始め、ラーメン屋、整骨院、美容室など8店舗の起業を応援しているそうです。

まさにやり手ウーマン!しかし、久美子さんの才能がそこに留まらないことを編集伊藤は取材で知ってしまいました!

なんと、久美子さん、地元で開催されたアームレスリング大会に練習なしで初挑戦!そしてなんと準優勝!!さらには、いわて国体の「スポーツチャンバラ」にもひょんなことから出場が決まり、経験がほぼない状態で出場しそこでまた準優勝、その他薙刀でも国体に出場する腕前を持っている他、剣道、スノーボードなど、出場する大会では好成績を収めるという・・・。

聞けば聞くほど驚きの連続の逸話が飛び出す久美子さん。店内には好きが高じてアームレスリングのテーブルまで。

他にもまだまだ驚くような凄いお話があり毎日楽しく暮らしている久美子さんですが、それはこれまでの苦労をバネにしているからだそう。

「生きていれば人生にマイナスになってしまう経験もあるけれど、それは必ずいつかバネになる。今辛いことも必ずパワーになって返ってきます。できない理由を見つけるのではなく、自分でできる事がいっぱいあることに気が付いてチャレンジしてほしいです。やりたいことはどんどんチャレンジしてみて!」

ご自身を超前向き!という久美子さんは本当にパワフルで話しているだけで元気をもらえる女性です。

現在5つのバンドでヴォーカル担当で活動もしているという久美子さんのお話を聞きに「Music Spot SUNNY SIDE」にぜひ行ってみては!?

 

Music Spot 「SUNNY SIDE」

紫波郡矢巾町南矢幅12-244-21

 

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