岩手の頑張る女性 kirakira✨woman

震災支援の中で学んだ自立起業がきっかけに ラララン 主宰 佐々木仁美さん

2011年の東日本大震災から今月で丁度10年。

震災を経験した私たちにとっては、何年目でも何年経っても忘れられない日です。

毎年3月11日は防災の大切さを改めて心に刻む日になっていますね。

今回ご紹介するのは、宮城県で被災し、今年は出身地である花巻を中心に岩手でも活動を始めた佐々木仁美さん(50)です。

 

仁美さんは、シニアおうちパンマスター・麹生活マイスター・米粉マイスター・ふわしと米粉シフォンマイスター・かんたんシフォンマイスター・その日みそ伝授会会員 などなど、美味しそうな名前の資格を沢山持っている女性。

これほどの資格を取る事になったきっかけは、東日本大震災でした。

宮城県で被災した仁美さんは、震災後の復興支援の中で実施された起業スクールで女性の自立と起業について学んだそうです。

「起業スクールでは一緒に参加した子育てママさんたちが、自分の趣味や魅力を生かして自分を発信していく姿に後押しされ、私も何か皆さんにお伝えする仕事をしたいと思ったんです」

そこで仁美さんが選んだのは、趣味でもあるパン作りを仕事にする事でした。

「短大を卒業し、OL時代はウェディングプランナーの仕事をしていました。結婚後子育てを10年して、震災からしばらく経った2016年に起業しました」

資格を生かしてたくさんの講座を開講してきたという仁美さん。ですが、このコロナウィルスな影響がやはりあるようです。

「リアル教室が出来ず、生徒さんに会えなくなってとても残念で悔しいです。皆さんが講座に参加してパンなどを作った時の喜びの声が何よりの励みです。常に感謝の気持ちを忘れないように心がけて活動しています」

きっと多くの講師さんも同じ思いを抱えているのでしょうね。

今後の夢は・・?

「まだまだ手のかかる子供達の夢を叶えてあげられるように活動を続けていきたいです!」

岩手の女性にメッセージをお願いします。

「女性は常に人を想う気持ちがあると思います。家族のため、お子さんのため、友人のため、そして自分のために・・。きっとそういう想いで何事も活動をしていくといつかは感謝される時がくると私は思っています。その気持ちを一歩の行動に踏み出してみる事でどんな些細なことでも嬉しい気持ちに繋がるはずです。子育てやお仕事で奮闘している女性はみんな頑張っているんです。ぜひ、自分を労うことを忘れないでほしいです」

思うように物事が進まない今。頑張り過ぎたり、落ち込んだり、気持ちも疲れてしまったり・・・。そんな女性も多いかもしれません。時には色々忘れて、美味しいパンを作って食べてみませんか?

岩手県宮城県などで幅広く活動をしている仁美さん。

出張講座もしているそうですので、ご興味のある方はぜひご利用下さいね!!

そして4月からはオンラインおうちパンサークルをスタートしているとのこと

全国どこからでもご自宅で画面越しにパンづくりを学べるコミュニティーをつくったそうです。

忙しい女性の皆さんも手軽に自分磨きができるのが魅力ですね。

Instagram:rararan.h
TEL: 080-1859-7841

 

 

 

 

 

 

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