突然ですが、わたくし編集伊藤は、JR東日本の「大人の休日クラブ」に入会できる日が待ち遠しくてたまりません。その反面、年歳と共に年々体力の衰えも感じはじめ、やりたい事も年齢のせいにしてやらないでしまったり・・・。
あなたはやりたい事、年齢のせいにして諦めていませんか?
今回ご紹介するのは、歳を重ねるごとにパワーを増している!?盛岡市のハンドメイド作家、盛合多美子さん(57)です。
盛合さんと初めてお会いしたのは、県内で開催していたワークショップイベントでの事。
ひと際明るく楽しそうなブースの塊があり、そこにいたのが多美子さんでした。
お話をさせて頂いている間、とにかく明るい!ずっと笑ってる!なんだか楽しい!私の目尻の笑いジワが間違いなく3本くらい増えました。
そんな周りを明るい雰囲気にする盛合さんに、どうしてハンドメイド作家になったのか聞いてみました。
ハンドメイドを始めたのは、今から20年前。生活の空間にご自身が癒される物を置きたくて、ドライフラワーを作り始めたのがきっかけでした。それから数十年ハンドメイドを続け、ハンギングやギャザリング、多肉植物を育てたりといった事にも取り組んできました。
そんな中で、野菜作りにも興味を持ち始めた多美子さんは、今から11年前、盛岡市内に農園を借りました。
「オーナーさんや同じ趣味を持つ人達が優しく、時には厳しくも色々教えてくれました。まだ勉強中ですが、手をかけただけ正直に応えてくれるので、野菜を作る醍醐味にはまりました」
1区画から始まった農園は今では3区画に!昨年からは、自宅で作っていた花の栽培を農園でも始め、ドライフラワーやハンドメイドに使っているそう。
「昨年娘のお友達にブライダルブーケを作ってほしいと言われ、初めての事でしたが、結婚式に間に合うように貸農園で花を栽培しブーケを作りました。幸せになってね!という思いを込めて作りましたが、逆に私が幸せをもらった気持ちになりました」
現在は、娘さんに作ってあげたいという思いからアクセサリー作りにも取り組み、ワークショップイベントなどにも出店している他、雫石のカフェで作品が販売されています。
「これからも可能な限りイベントに出店して、楽しみに待ってくれているお客様に1人でも多く出会えるように頑張りたいと思っています!」
本当にパワフルな多美子さん。年齢なんて微塵も感じさせません。。きっとその明るい笑顔に会いに来るファンの方も多いのでしょうね。
「私も最初は、自分の年齢を考えて、私の作品なんて・・とか周りが何て言うかしら・・。なんて思っていた時もありました。でも興味がある事を年齢のせいにして諦めるのは勿体ないと、協力してくれる家族、そしてたくさんの人達との出会いを通して感じています。皆さんの笑顔や同じ趣味を持つ方々との繋がりが私のパワーになっています!」
多美子さんのパワーの源が分かったところで、最近ちょっと年齢を気にしている方に向けてメッセージを頂きました。
「今より若い時はない!迷っているなら、まずはチャレンジする事をお勧めします。私の活動は同じ趣味を持つ人とのご縁が繋がり、情報交換や楽しく会話が出来たりなど、家族の協力もあったことで人生の幅が広がりました。やってみて私には向いていないと思ったらその時考える事にして、まずは年齢というワードの壁を乗り越えてチャレンジしてみませんか?」
心強いメッセージ!「もう歳だし・・」と考えているあなた!人生は一度きり!思いっきり楽しんでみましょう!!