~それでもがんばる!オンナのエッセイ~香月梨沙

岩手に住むエッセイスト 香月梨沙によるアラフォーからの人生の過ごし方を伝授!

 香月梨沙・・・思い立ったら即行動。石橋を叩かず渡るので、たまに橋ごと落ちる。楽天的小心者。☆趣味:一人旅、ヨガ、妄想。

~それでもがんばる!オンナのエッセイ~

No1~No20

☆☆21 占いって面白い☆☆

世の中の女性たちは、占いが好きだ。
「それ系はちょっとね」という人でも、テレビで占いランキングをやっていたら何となく観てしまう。そして今や占いの番組があったりするので
需要はあるようだ。
私は占いが好きな方で、手に新しい線が現れた時などは、携帯で手相占いを検索する。それが一攫千金の線だったとしたら、宝くじ神社に出向いてしまう。

女性は一生のうちに、たくさんの決断を迫られる。人生の帰路に立たされた時、「もー占いで決めるっ」と、頼りたくなる時もある。決断力が無いわけではない。背中をちょっと押して欲しいのだ。

さて、私自身の話。
今年は何となく運気が良い方に変わってきている気がしていた。今年から運気急上昇!みたいな文句を期待して本屋さんの占いのコーナーに行き、細木数子の占いをめくってみた。
『今年から3年の大殺界に入りました』
……え?
まぁ、そういう占いもあるんじゃない。と、他の本で見てみたら、そちらも同じ様な事が書いてある。いわく、ここから3年はじっと身を潜め、決断は避け、押し寄せる苦難をひっそりと待たないと、今後の人生が急降下するらしい。
私が3年間も大人しくしていられる訳がない。3年修行する運命の渦に巻き込まれたとしたら、やる気やらエネルギーは消え失せてしまうだろう。どうにか気分を上げてくれそうな事が書いている、他の占い本を探してみる。

そして見つけたのが「しいたけ占い」だ。
しいたけを焼いた時の加減や、あなたはなめこタイプとか、エリンギプラスですなど色んなキノコに分類するものではない。「しいたけ」という作家兼占い師の方の12星座占いだ。
しいたけさんよると、2020年の下半期は「真剣に、遊びながら、これからの正解をつくっていく。激動の2020年下半期が始まった」だそうだ。
やる気が湧いてくるようなお言葉ではないか。しいたけ先生は作家だけあり、語彙が豊富で、私のやる気を見事に引き出し、優しく背中を押してくれた。「激動の波に乗れってことだ!やはり、このまま行こう!」
マスクの下でニヤリと片方の口角を上げ、目を爛々と輝かせて本屋を後にした。

運命、性格、相性と、人は迷いながら生きているので、指針が欲しくなる時もある。
ただでさえ不安が募る現代。先が見えなくて誰かに相談したくなる時も多いのではないだろうか。
そんな時に、『この先3年は色々落ち込むし、悪い事ばっかりあるよ』と言われたら悲しい。もしそうだとしても、呪いがかかりそうな怖い言葉ではなく、「もったり期」とか「ゆったりしてね期」とか「お気をつけ期」など、ちょっと柔らかく表現して欲しいものだ。

体と心はヨガで鍛えて、免疫力と気力を蓄える。心ないデマや噂を必要以上に恐れない自分を作ろうと思う。
そして、こんな時代だからこそ他者への思いやりと優しい言葉を忘れずに生きたい。
あなたの運気は、最近いかがですか?もし、もったり期に入っているのなら、一緒に激動の波乗りを楽しんでいきましょう。

 

 

 

☆☆20トワイライトゾーン☆☆

梅雨が明ければ、暑い夏が待っている。
夏を涼しく過ごすためのアイテムといえば、スイカ、かき氷、海水浴。でも、私の場合は…やっぱりオカルトだ。

知ってか知らずか、私に不思議体験を教えてくれる人も多い。話を聞くときは頭の中に、昔懐かしのトワイライトゾーンのテーマ曲「シドシソ シドシソ♩」が流れる。
今回は皆さんとも涼しさを共有しよう。

霊感の強いAさんのお話。
ある日Aさんは、お母さんと一緒に中古品屋さんに立ち寄った。

その中古品屋さんの二階には、沢山の人形が所狭しと並べてあった。Aさんは気持ち悪がって直ぐに一階に降りたが、お母さんは二階をまだ見ていた。そこで沢山の人形がある中、一体の日本人形だけ首がなぜか、うなだれて下を向いていた。お母さんは下からその人形の表情を覗き込むようにかがんで見たのだそうだ。
さて帰ろうかと、Aさんがお母さんと合流すると、お母さんを黒い影が包んでいる。そして「首が痛いの」と下を向く様子は…そう、日本人形と同じ姿。「連れてきたでしょう!」と、とにかく家に連れ帰り、大量の塩をお母さんにふった。すると、影は消失し首の痛みも消えたらしい。

なぜ首が曲がった人形が中古品店で売られているのか。人形は一体どこからきたのか。Aさんがいなかったらお母さんはどうなっていたのか。気味の悪い話である。

お次はYさん。観光で、青森の恐山に行く為車を走らせていた。恐山に近づくにつれ、「霊場」と呼ぶにふさわしい河原の景色が続く。
ところで恐山付近は、有毒ガスが発生している箇所もあり、「近づくな、危険」の看板があちこちに立っている。そんな河原で、Yさんは子供が一人でいるのを見た。そのまま通り過ぎたのだが、よく考えたら有毒物質が発生しているかもしれない河原に、一人で子供がいるのはおかしい。ちょっと戻って河原を見たが、もう見当たらなかった。
よくよく考えてみると、服装も不思議だった。あの子が履いていたのは短パンで、そのうえシャツをインしていた。今時はハーフパンツが主流で、あんな昭和の短い短パンを履く子はまずいない。
あの子は一体何だったんだろうと、後になってゾゾっとしたのだそうだ。

このYさんは、別のエピソードも教えてくれた。昔旦那さんとケンカして家出をし、ある宿に泊まった。
部屋で一休みしてお茶を飲んでいたら、誰もいないのに自室のトイレの水が流れる。5分に1度くらい流れる。ホテルの方を呼んで見てもらうと、トイレのセンサーに手をかざしては流す、を何度か繰り返し…「『何か』に反応しちゃってるんですね」と言い、そのまま立ち去っていったという。
『何か』って何なのよ!と怖くなっていたら、また水が流れたもんで、たまらずお家に逃げ帰った。「ちょっと聞いてよ!」と旦那さんに話しているうちに、仲直りしましたとさ。

取っておきの怖い話を教えてあげる!という人もいたが、岩手の有名心霊スポットの話という為、聞かなかった。悲しい歴史のある場所のエピソードは、エンタメにはならないと思っている。ただのオカルト好きにも、ちょっとだけ矜持はあるのだ。

夜に様々な話を思い出しながら書いてしまったので、昨夜は恐山の短パン少年を思い出してしまい、「後ろにいませんように」と願いながら顔を乱暴に洗って寝た。
明け方トイレに行った後、洗面所の鏡を見てゾッとした。
乱暴に顔を洗ったので、アイメイクが流れ、目の下が真っ黒になっていた。
人形より少年より、自分の顔が一番怖かった。
「シドシソ シドシソ♩」

♡♡19ちょっと「アウト」な女♡♡

 

久しぶりに好みの映画に出会った。

題名は、『愛を綴る女(原作/祖母の手帳)』という。主人公は、常に理想の男性を追い求めすぎるが故に、精神的に不安定な女性、ガブリエル。とにかくこの女性の妄想が凄まじい。

序盤のエピソードからしてすごいのだ。主人公は、学生時代には地元の教師を好きになり、これでもかとばかりアプローチする。

そして、ラブレターを強引に渡す。1950年代、今に比べればかなり保守的な雰囲気も強かったであろう時代に、彼女の書いた詩はかなりキワドイ表現を使った性的な詩であった。

受け取った教師は読んだ瞬間、「止めなさい。君はおかしい。」と拒絶。愛が受け入れられないとなるとヒステリーを起こして走りさり、翌日ズタボロ状態で畑で発見される。

なんというエキセントリック。普通ならちょっと引いちゃうエピソードなのに、…ちょっとだけ共感してしまう自分がいる。

私は、小学生の時から惚れっぽく、妄想も激しかったように思う。

少しちょっかいを出してくる男子がいようものなら、「好き。結婚したい」と思っていた。

中学の頃は、隣のクラスのカッコイイ男子を見つけて好きになった。

ろくに話もした事はなかったが、グラウンドの隣同士で練習していた部活中は、しょっちゅう彼を眺めていた。そのうち何となく彼がグランドの向こうから視線を送ってきた(全くの気のせい)。目が合ったと気付いたとき(完全な思い込み)は、「付き合うことになったら、友達にどう伝えたらいいかしら」なんて事で頭を悩ませた。思春期とはいえ、かなりアブナイ方向性である。

この話には続きがある。無駄に行動力のある私は、彼の誕生日にプレゼントを用意し、告白するという暴挙に出た。思い返していただきたいのだが、彼と私はろくに話もしたことがないのだ。案の定フラれてしまった。

私の場合は、翌日に畑でズタボロで発見されることもなく、彼への思いを引きずることもなく、次の恋へと向かった。切り替えが早いのはこの頃からかもしれない。

また、ある時はカッコイイ男子が、実家の目の前の公園でサッカーをしていた。彼の姿をもっとよく見たい、と思った私は、部屋を暗くして双眼鏡で覗いていた。しかも二段ベッドの上に乗り、カーテンの上の隙間から見ていたという事を思い出した。

大人になってもやっていたら「アウト」だろう。

思春期の恋愛に関する「アウト」なエピソードは、皆さんもお持ちなのだろうか。機会があるなら自分以外の「アウト」も覗いてみたい。

さて、冒頭に紹介した映画は、ガブリエルが無理やり結婚させられた男性とのハッピーエンドで終わる。驚きと、感動と、切なさを感じるラストである。

ガブリエルの妄想は、かなり周りの人を巻き込んで、混乱させた。やはり妄想は誰にも知られず一人で楽しむから楽しいのだ。

私は最近、もっぱら竹野内豊と一緒に料理をするという妄想に取り組んでいる。意外と不器用なところもある豊さんに対し、「もう、しょうがないなぁ」と華麗な手捌きを見せると、あのいい声で「やっぱり梨沙はすごいな」と褒めてくれるのだ。やる気アップでみんな幸せ、である。

どこぞの芸人さんみたいに周りに迷惑をかけない、健全な妄想が一番なのです。


♦♦18 変化♦♦

新型コロナウィルス感染症が猛威をふるっている。

幼いころから大好きだった、志村けんさんの訃報は衝撃的だった。知っている人がこうも簡単に命を奪われてしまう。未知の感染症の怖さを改めて感じた。

また、「もし自分がかかったら」という心配もある。かつて喫煙者だったことが、悪いように作用するかもしれない。隔離されてそのまま死んでしまったらどうしよう。遺される家族達はどうするだろう。そんな心配をしながら、とりあえずは見られたらまずい写真やアレコレを処分した。

私の仕事も、2週間前からテレワークの指示が出た。

テレワークは初めての経験。家の中がとにかく気になり、休憩時間を使って進める、断捨離、排水溝の掃除、風呂のカビ取り、百均グッズでプチリフォーム。そのため、家に変化があると、いろいろな意見が飛び交う。断捨離や掃除はおおむね感謝で受け入れられるのだが、問題はリフォームだ。

『窓に模様があったらカーテンが必要ない。スペースが広がっていい!』と、リビングの窓に目隠し用のフィルムを張り付けた。すると家族から「いかがわしいホテルみたいだからやめてほしい」と言われ、ぶつぶつ言いながら、その日の内に剥がすことになった。

オンラインでの会議や飲み会の為のための背景作り。シンプルに壁を背景にするか?自分が寛げるようにソファの方が良いか。ルームライトが映り込む角度にしたい…など、欲求は限りない。これも、家族からは「写らない所もちゃんと片付けて。」だの、「オンライン飲みは自分たちがうちに居ない時にやってね。」と注文がつく。

家族が一緒に過ごす以上、環境整備の方向性は協議したり譲歩したりしなければいけない。これは、普段家にいない時間が多かった私達家族にとって、新しいタスクだ。結果的に会話が増えたのは、良い傾向だ。

テレワーク中は、テレビをつけていても自由である。最初のうちは朝から晩までTVを着け、新型コロナウイルスの報道を見ていた。でも、今はもうやめている。段々と心が疲れてくるのが分かったからだ。

ワイドショーでは、コメンテーターが恐怖心をあおる言葉をずっと言っている。一部の心無い人の行動を大きく取り上げ、感染拡大の犯人に祭り上げようとするかのような報道もあった。

「大勢の人が見ているのに、もっと為になることを言えんのかっ。」怒りが湧いてくる。今回の事態によって、人としての本音が明るみになった気もする。

自分はどう向き合うのか。自と他のもしかしたら短いかもしれない人生をどう送るのか。

朝起きて普通に息ができること、家族と何げない話ができること、美味しくご飯が食べられることは、すでに奇跡なのだ。崇拝する神はいないけれど、「いまあること」に自然に感謝するようになった。
健康を大事に、そして一日を大切に生きようと思う。


♦♦17直感で生きてきた女、あやうし♦♦

先日行った講習会でのこと。

「感情に流されて意思決定してはいけない」というようなことを言われた。
ハッとした私。

なにせこれまでの人生『私は直感を信じて生きている』と言ってきた。その瞬間にひらめきが降りてきたんだ!と思っていたけれど…目の前の欲望に左右されていたと言えなくもない。

とにかく、やりたいことがあると、我慢ができないのだ。

子供が生まれた時には「これだ!」と思って英語教材セットを買った。今、成人した子どもたちは特段英語に長けているわけではない。

ほとばしる情熱を表現したい!と始めたフラメンコ。靴を買い、ドレスを買い、情熱が抑えられず妊娠中にくるくる回りすぎてめまいを起こし、ドクターストップがかかって以来踊っていない。

黒歴史だが、怪しげなネズミ購に引っかかりかけたこともある。それが手だと今では理解しているが、「お金ももらえるし、とってもいいものなのよ!」と言われると、おお!これはみんなに広めてあげよう。と思ってしまうのだ。幸い良識ある家族より「そんなら世の中みんな金持ちになっとるわ」と言われ我に返り、世間の信用を失う事は避けられた。

どうも、冷静に判断する前に、感情の高ぶりによって動いてしまう性質らしい。

講習会の後、一緒にお茶を飲んだAさんには、「それはいけない。克服していくことを祈っているわ!」と言われてしまった。側から見ると、かなり危なっかしく見えているのだろう。

でも、直感で生きてきて、人間関係においてはかなり助けられてきた。「この人素敵だな!」と思った人についていくと、いつも素晴らしい学びがあった。

このエッセイもそう。

岩手での女性の活躍の場が増えて欲しい!という考えに同調して活動を始めたが、そこからどんどん広がる人間関係で、人生が豊かになっている。

こんなふうに歌いたい!と始めたゴスペル。出会った人たちと努力を重ねて、今やライフワークになっている。

考えてみて分かったこと。

直感で生きることは、いいことばかりではない。

これまで「とりあえずやってみよう!」というチャレンジ精神でやって来たが、年を重ねるに従って、先を見る力や冷静な判断力が必要になってくるのだろう。

直感とは今までの自分の経験からとっさに判断している事だという。そして、似通った言葉にインスピレーションという言葉もあるが、こちらはひらめきとか第六感など霊的な要素を含んでいる。

…直感?インスピレーション?最後はそれらに委ねて決断してきて、この中年期がなんだか面白くなってるのは確か。

あれ?

振り返ればそう悪いことばかりでも無い感じ。

持ち前のサービス精神が顔を出す。「そんな人がいても世の中面白くない?」

ああ、Aさん、克服への道はまだ遠そうです!

♦♦№16 夢を叶える女達♦♦

2018年に、起業に向けて頑張る女性たちのグループを発足させた。

始めは、起業セミナーで出会った気が合いそうな4人でのスタート。たまに飲み会をして楽しみましょう、という程度のものだった。

あれから1年半。徐々に人が増え、今では20人以上の集まりになった。2ヶ月に一度ほど、公共の施設を借りての異業種交流会や、情報交換会、メンバーによるプチセミナーを企画している。

名前だけは大仰だが、自由に集まって自由に語り合っているので、話が脱線して何の話だったか分からなくなる事もしばしば。
それでも、その時によって、まったりしたりみんなではしゃいだり。

「どうしよう?」と声を上げればアドバイスやアイデアが貰えるし、「何だろう?」と声を上げれば他の誰かが答えを知っていたりするので、このゆるいスタイルが好きな人には重宝がられている。

この度、起業を目標にしてきた同志がまた一人、お店をオープンさせた。長年あたためた想いが込められた、ノルタルジックな雰囲気で居心地が良い、こじんまりとしたカフェだ。

ここをオープンさせたCさんに、起業ノートを見せてもらった。

2008年から始まったノートに綴られていたのは、店を始めるまでの12年間の、長い長い試行錯誤。

一度は諦めようかと思ったそうだが、グループに参加して刺激を受け、「やらないと一生後悔する!」と覚悟を決めたのだという。

これで、起業に至ったメンバーは約半数となった。

本当に皆、イキイキと輝いている。その溢れんばかりのパワーから、毎回たくさんの刺激をもらっている。

さて、二次会は飲み会だ。

側から見たら、「何の集まりだろう」と思われること必至の、年齢もファッションも様々な仲間たち。だが、思いを同じくして集まっている。

オーラが見える人がいるとしたら、皆同じような真っ赤なオーラをまとい、テーブル全体が燃えているように見えるだろう。

エネルギーは伝線する。

メンバーに会う度に元気を貰え、新しい発見にハッとさせられる。

先日もこの会に出席し、Nさんの一言に心を揺り動かされた。

「ヒントは自分の中にあるのではなく、人から貰うものね」

自分では教えているつもりでも、気がつけば生徒さんやお客様に教えていただいて気がつく事が多々ある。そんな経験が、言語化されて腑に落ちた。

きっと今後仕事をしていく上で、大切な道しるべになるだろう。

今日も、仲間達に感謝。

2020年、さぁ、今年は誰がこのグループから翔び立って行くのだろう。

♦♦№15 2020年ドッペルゲンガー事件♦♦

先日、前職の同僚と2年ぶりに会い、うまい酒とガールズトークを楽しんでいた時の話‥

私達二人の隣のテーブルにいた団体客の一人に声をかけられた。「どうも。直ぐ隣にいるのにご挨拶しないのもあれですから。」と。

その人は、先週あるお店の常連さん新年会でお会いした方。「また会うなんて奇遇ですね。」なんて話をしていたところ、話は思いもよらない方向に転がっていった。

男「こないだ◯◯でお会いした時も、みんなで楽しかったですね。」

私「‥?」

男「仙台でも駅前のお店に行きましたよね。」

私「?? 全く知らないんですが、何の話ですか?私は先週お会いしたのが初めてですよ」

男「う‥嘘だ。え?え?」

え?は私のセリフだ。「本当に知らない」という私にひどく動揺している様子は演技では無さそうだし、ナンパだとしたら少々年齢が高すぎる(私の方が)。

話を聞けば、彼は先週出会う前、あるスナックで私(にそっくりな人)と、その友人とその彼氏と、楽しく飲んだ。さらにその後も私(にそっくりな人)と仙台で偶然会って飲んだらしい。彼の中では、私はすっかり飲み友達。

男性は明らかに狼狽し、だんだんお化けを見るような目つきになってきた。
昔演劇をかじっていた私は、目をひん剥いて「私はお前に取り憑いた生き霊さ!」などと脅かしてみたくなったが、これ以上は可哀想だったのでやめてやった。

そっくりと言えば、最近のアプリには、自分にそっくりな芸能人をAIが教えてくれるのがある。

やってみると私は、黒木華、小雪、永作博美、小島瑠璃子、北川景子に似ているらしい。5人の芸能人達の顔は似ても似つかず、個性豊かな面々である。

これは私の推測だが、この手のアプリは、みんな「キター‼」と満足する芸能人が出てくるまで何度もやるのではないだろうか。正直私も黒木華が出た時には「え、私もうちょっといけてると思ったんだけど」とやり直してしまった。するとAIは、ちょっとでもかする顔の芸能人をこれでもかと頑張って出してくる。

私はちなみに5回ほどで出てきた北川景子で満足し、保存をして止めた。

さすが学習能力抜群のAIは、人間の事をよくわかっている。

さて、前述のそっくりさん騒動には3つの可能性が考えられると思う。
①男性は、呑んでる時に出会った人を全員同一人物だと思う癖がある。

②盛岡・仙台あたりを生活圏とする、私にそっくりな人が本当にいる。

③私のドッペルゲンガーが現れた。だ。

オカルト好きとしては、③のドッペルゲンガーに大変興味があるが、出会ってしまったら死んでしまう。悩ましいところ。

②ならばぜひ会ってみたい。が、盛岡に北川景子が2人もいるならば、もう話題になっていても良さそうなのだが。

①は最も無難な選択肢だ。彼の中でだけオカルト度が急上昇しているのが羨ましい限り。

読者の皆様、盛岡で北川景子を見かけたらご一報くださいませ。寄せられた情報を分析してみましょう。その北川景子は、私なのか、私のそっくりさんなのか、それとも…

♡№14 母の心理♡

娘に彼氏が出来た。

明日は、デートらしい。

 

彼との待ち合わせの場所と時間が、私の友人との待ち合わせと一緒だった。

これはチャンス!私はいつもの好奇心と、ちょっぴり複雑な母心が顔を出し、娘に言った。「どれ、ママが彼氏を見てやるぞ!」

当日。私の友人が到着した方が早く、娘は言った。「あー良かった。うるさいおばさんに見られなくて」。

 

渋々、迎えに来た友人と出発しよう…とすると、友人Jは言った。「梨沙、それは絶対見た方が良い。見ないときっと後悔する。どんな彼氏なのか確認するんだ。おらなら、息子が彼女と会うなら絶対見る!」

Jは5歳の息子がいる。その息子が彼女と言っても遠い先のことだろうが…ものすごい剣幕で語るJに気圧され、結局2人で車の中で待機する事になった。

 

さて、約束の時間から5分過ぎて一台の車がやってきた。男は店の駐車場に車を入れた。だが、降りる気配はない。

Jが、「あれが彼氏に間違いない!」と言った。勢いとしては、「あいつがホシだ!」と叫ぶ刑事である。

彼は窓に肘をついて携帯をいじっていた。「せっかく今から彼女が来るのにあの態度はねーな」とJ。私も「付き合ったばかりのデートならもうちょっと緊張感というか、ワクワクしてる感じが欲しいよね」と同調。監督達が役者に口を出し始めた。

 

そこからおばちゃん達の話はさらに悪ノリしていく。

パチンコ屋にいそうだ、深夜のドンキにいそうだとか、ポテチが似合うとか、自分を棚に上げて散々だ。

しかし娘もなかなか姿を現さない。

「待たせる女も女だな。親の顔が見てみてぇ」とJ。「私だ」「お前だ」などとコントのごとく車中は盛り上がる。

 

男が到着してから10分後、待たせた女(娘)が登場した。嬉しそうにバタバタ走って来て、脇目もふらず助手席へ。

乗った途端、彼女は男にプレゼントを渡した。それをなんと彼は目の前で開けずに後部座席に置いたのだ。

それを見たJ探偵は「ありゃねーな」と断言。私もなんだか悲しかった。プレゼントは目の前で開けて貰って、反応を見たり、感想を聞いたりしたいものではないか!

 

「まったくどういうことだ」と言い散らかしながら、「でもそれをじっくり隠れて見てるオラ達も、オラ達だな。」という結論に達し、出発したのだった。

 

ところで、2人の子供も成人してみて実感していることがある。「息子の彼女より、娘の彼氏の方に妬く。」世の先輩ママさん達が語っていたのを聞いてまさかと思っていたが、自分もそうだった。

 

その心を考えてみた。

もしかすると、娘をいつのまにか自分に置き換えて考えているのかもしれない。そして、どんな人にも少なからずある「ああすればよかった、こうすればよかった」という思いを娘に託そうとして、つい目が厳しくなるのでは。

手塩にかけた娘には、相手をちゃんと見定めて(私も見定めた上で)幸せになって欲しいという願いも入り混じっているのだろう。

 

娘に、「あの後、彼氏を見たよ」と伝えてみた。返事は予想どおり「やだ〜!なんなの⁉怖いからやめてー!」だった。

 

だよね。ちょっと反省。

 

親の心子知らず。子供は子供で、親の姿を見て正しく成長していると信じるしかない。

今日も、娘に恥じない背中を見せられるよう、堂々と生きていくしかない!


○№13 冬を元気に乗り切る秘訣!○

冬真っ只中、12月。
『いつでも元気印!苦手なものなんて何も無い!!』という顔をしている私だが、実は苦手なのだ。冬の寒さが。
この季節の私のエネルギーは、夏の五分の一くらいになり、寒さに比例して気力も体力もやる気も萎んでしまうのだ。
岩手(特に盛岡)に住んでいると、寒さの厳しさを実感する!!タイヤの交換に水道管のチェック、毎年冬を無事に越せるかどうか冷や冷やもんだ。
寒さにこんなに弱くなったのは、いつからだろう。
子供の頃は、寒さなんか平気だった。小学生の時は、一年中半袖短パンで過ごし、校長先生に「うす着頑張り賞」を頂いた事もある(母親には、「ものすごい貧乏みたいだから何か着てくれ」と懇願されたが)。高校生のときは、潮風吹きすさぶ海岸沿いの道を、真冬でもスカートから生足を出して自転車ですっ飛んでいた。
それが今では、風呂から出たらヒートテックを2枚重ねてモコモコパジャマ。セクシーさよりも暖かさを求めた結果、ズボン裾は当然すぼまっている。
寒さに弱くなったのは、比較的暖かい沿岸部で育ったからか。それとも単に加齢のせいか。
諦めて萎んでいるのは私らしくない。そこで、今年の寒さ対策は、ヨガの教えで乗り切ってみようとしている。

 最近私は、本格的にヨガの勉強をしている。体だけでなく心をも潤すヨガの奥義をマスターすれば、この極寒の盛岡の冬も活き活きと過ごす事が出来るはず!

 冬を乗り切るのにぴったりな生理的、心理的効果のあるヨガを実践してみよう。呼吸を整え、身の回りの自然を意識すれば…あら不思議、盛岡の寒さも愛せる気がする⁉︎

ヨガで体の歪みを取り除く事は心の歪みも取る。美しく整った姿勢は、冷たい風が吹いたくらいでは崩れない。そして心までも強くなる!
そして、ヨガは食生活やライフスタイルにも及ぶ。
食生活は旬のものを食べ、酸性・アルカリ性や陰陽のバランスが取れた食事が理想的。
あとは心の持ち方。ここが一番難しい。私はそもそも辛抱や忍耐が欠けているし、自分の収入を考えずに欲しがる心もある。意識して、自分で自分をコントロールすることも身につけなければ。
自分を律し、体をコントロールする。もし極めることができたなら、これは聖人誕生である‼️
…まぁ、まずは美味しい旬の物を食べる事から始めようか。
今日は芋の子汁と生姜ご飯。
旬の物を美味しく調理し、笑顔で食事をしていれば、それも冬を元気に乗り越えられる要素になりそうだ。
頑張ることも大切だが、無理もいけないとヨガの教科書に載っている。その辺りも忠実に実践しようと思う。
人生、どんな時でも楽しまなきゃ。萎んでる場合じゃない‼️
年末に向けて何かと気忙しい季節になります。特に女性はこの時期、何かと自分のことを後回しにしがち。すこーしだけ時間を取って、鏡に向かって「今年も一年頑張ったね」と言ってあげてくださいね。
みなさま、よいお年をお迎えください‼️


★★№12YOUは何しに地球へ⁈★★

友人S氏の話。

今から約20年程前。県南の、のどかな町での話である。

高校2年の頃、その日も友人の家で遊んだS氏。陽も傾きかけた17時30頃、最寄りの駅まで一人で歩いていた。駅まではおよそ15分。片側1車線の道を、のんびりと歩くS氏。

すると突然、空から空気を斬るような音が降ってきた。

何の音か考える間もなく見上げると、建物と建物の間に、いわゆる円盤型の飛行物体が、わずか20メートル上空をゆっくり時計回りに回転するような形で、エンジン音もなく静かに走り去っていった。

円盤型のそれを斜め下から見上げる形で、S氏はただ呆然とした。

S氏はそれまで感じたこともないような恐怖を感じ、駅にむかって全速力で走った。

S氏の記憶はここで途切れている。

次に気がついた時は、駅のベンチに座っていた。時計を見ると、1時間ほど経過していたらしい。

空白の時間、自分は何をしていたのか。どうやって駅に辿り着いたのか。そもそもあの円盤は何だったのか。今もって謎のままなのだという。

彼は大変真面目な性格で、人をからかったりジョークを言ったりする人ではない。だからこそ、この話は信憑性があった。

UFOや宇宙人に連れ去られることを、専門家(?)は『UFOアブダクション』と呼ぶらしい。オカルトも珍しい体験も大好物の私こそ、アブダクトされてみたいものだが、まだそのチャンスには恵まれていない。

なので、こんな質問をしてみた。

「その後、何か人生で変わったことがありましたか」

S氏はこう答えた。

「そういえば人生が好転したかもしれない。どうにもならない時にも不思議な力が働いてどうにかなっているかも。でも気のせいかもしれない」と。

今、S氏は、立派な使命を見つけ、人助けのための事業を起こし、奮闘しているところである。

また、このS氏から、「この話を知り合いの中で話したら、同じくアブダクション経験がある人に出会った」と言う。まだ取材はしていないが聞いた内容はこうだ。

名前をI氏とする。I氏の若い頃、アパートの部屋の外から急に強い光が差し込み、UFOが現れた。驚きのあまり動けずにいると、強い力でUFOに吸い込まれ…つまりアブダクトされたのだそうだ。

彼の場合は、その後の記憶もあった。UFOの中で、手術台のようなものに乗せられて調べられ、何かを耳の後ろにはめ込まれた。その時の感触も、宇宙人の一人が指示を出していたのもしっかりと覚えているらしい。

S氏とI氏の話の中で、I氏から「S君も、もしかして耳の後ろに傷があるのでは?」と言われ、確認したところうっすら傷があったのだと言う。

私も半信半疑で見せてもらったら、傷のようなものはあった。

UFOの中で、何が行われているのか。何を埋め込まれているのか。そしてその後の人生には何か影響しているのか。

ああ、気になって仕方がない!

ちなみに「もしや!」と思って自分の耳の裏を見たが、傷は無かった。

「見えないところに!」と思って娘にもじっくり探してもらったが、やっぱり無かった。

不思議体験は、やはり選ばれしものだけに与えられるのだろうか。少し悔しい。

私はゾンビがダントツで好きだ。だが、S氏やI氏の話を聞いて、UFOや宇宙人のブームが自分の中でキテいる。

奥州市にある宇宙遊泳館で買ってもらった宇宙人ボールペンは、今や私の友達。いつも傍には彼が一緒だ。彼を使うと、心なしかペンが走る気がする。この秋は、書き物の秋にできそうだ。

さて、読書の秋、芸術の秋、宇宙の秋。秋の夜長に読む本が尽きたら、矢追純一の著書や、月間「ムー」などはいかがだろう。

不思議世界にどっぷり浸かっていれば、少しは宇宙人も興味を持ってくれるかしら…?


★★No11 初めての私現る!★★

初めての私現る!

以前私の天パ事情をお話ししたが、今回は深まりゆく秋と共に、よりディープなヘア事情について話そうと思う。

この度、初めてVIO脱毛をした。

VIOとはつまりおまたのこと。Vはアンダーヘアの三角地帯。Iは足の付け根の陰部の両側。Oは肛門周りだ。

そんなところを人様に見せて、しかも脱毛?!と思われる方もいるのではないだろうか。しかし、アメリカでは男女共にハイジニーナ(ノーヘア)が6割。「処理をしてないなんて信じられない!」という感覚らしい。

ちなみにハイジニーナとは、英語のhygiene(意味:衛生)を元にした和製英語だそうで、日本ではアンダーヘアを全てなくす意味となっている。

また、この部分の痒みは毛が原因の事がほとんどなのだそう。アメリカ留学中に下の毛を全て脱毛した友人は、とても満足げに「生理中もすごく楽」と話していた。

この辺りは、日本はまだまだ発展途上。でも、聞いたり調べたりする度に、ずっとやりたいと思っていた。

手頃な料金システムで、しかも親切な施術師さんのいるサロンとの出会いもあり、満を持してVIO脱毛にも挑戦!となったのである。

さて、ここで選択しなければならない事がある。

前のV部分まで全て無くするハイジニーナにするか、残す場合はデザインをどうするか(ちなみにデザインは小さい三角、ハート、Iなど)。

参考までにご紹介すると、ハイジニーナを選ぶのは全体の2〜3割。中でも20代、50代は全て無くす人が多いとのこと。

理由は、20代は「残す意味が分からない」という世代的(?)な理由。50代は自身が親世代の介護をした経験から、お世話する時に毛が邪魔になるのが分かっているから。将来のための思いやり脱毛と言っても過言ではない。

私は、、、今回はまずハイジニーナに挑戦。理由は面白そうだから。

施術はピカピカ光るフラッシュみたいなのを当てて行われる。昔と違って全く痛みがない!何度か寝てしまったくらいだ。

施術が終わりバスタオルを取ると、そこには初めて見る光景が。。下がつるり〜

普段と違う光景にドキドキ💦正直焦る。

これで温泉行ってもいいのかな。

でもやっぱり面白い😎友人にはさすが梨沙とウケも狙えそうだ。

脱毛は一度で終了するわけではない。皮膚の下にあった毛はまた生える。2週間後に、今回の照射でダメージを受けた毛根から抜けてくる。それでもまだ毛根は諦めない。もう一度毛を生やそうと頑張る。

ここからまた照射を繰り返し、毛根に「あなたは毛を生やせませんよ〜」と教え込むのだ。

何度繰り返すと生えなくなるかは、個人差がある。特にV部分に関しては、「このくらいの薄さで充分!」と、途中で程よく残す人もいるらしい。施術師さんに、『次までに、完全に無くするかどうか考えておいてくださいね』と課題を出された。

改めてツルツルを見て、ふと思う。IとOは別として、この部分が無いのって違和感があるかも。慣れないだけか?

温泉の時は?婦人科検診では?何かの拍子でステキな出会いがあったら?ちょっと変な性癖があるんじゃないかと引かれるかもしれない…

でも、水着の時は絶対に楽!生理中も楽になりそう!蒸れることもない!出会いがあったら、相手と一緒に新しい扉を開けばいいかも。。

表向きの自分を残すか、ありのままの自分を出すか?!

あなたならどうする?

 

 

★★№10 ビアンバー体験記(後編)★★

Lの世界(後編)

Lの世界(前編)から続く

さて、いよいよ人生初のビアンバー(レズビアンバーのこと)ヘ。このドキドキは4階までの階段を登ったせいか、ワクワクのせいか。

鼻息を荒くして扉をあけると、「ガ、がいこつぅぅ」ネクタイを締めハットを被ったシルバーのガイコツがお出迎えしてくれた。

こじんまりとした店内を遠慮なく眺める。暗い照明は真っ赤に塗られた壁をさらに深い真紅に魅せる。照明から、絵画から、家具にいたるまでなんだか魅惑的で官能的。

カウンター席に座ると、人懐こい看板ネコがすり寄って来た。名前は「だいふく」。

なんか落ち着く。なんたって、座ったカウンター席の目の前にはゾンビの本、オカルトの本!私が大好きなジャンルの本がたーくさん!(エッセイNo.7参照)

NANA」の登場人物に出てきそうな、ママと呼ぶにはまだお若いパンク系メイクの綺麗な店長さんに、「私は歩くゾンビがタイプなんです。」と話しかけ、色々お話し。

お店では、以前オカルト好きのためのイベントや都市伝説を語るイベントもあったそうで、逃した事に地団駄を踏んだ。

一緒に来たBはといえば、お店のイベント情報を聞いたり、新たな出会いの場をリサーチしたり、こちらも充実した時を過ごしたようだ。

さて、前回も触れた、『ネット上で女性を装ってビアンに接触してくる男性』について。こういう輩を「ネカマ」というらしい。ネカマの目的は知らぬが、大抵の場合、稚拙な会話と違和感で気づくものなのだという。Bはそんな時の確認と撃退方法も心得ている。彼女はとても賢い。だが、出会いに焦りすぎて判断力が鈍っている人だったら?考えるとゾッとする。

「みんな本当に出会いたくて参加しているのに」とB。ネカマへの怒りがフツフツと湧いてきたが、人を不快にさせること自体が目的かもしれんからとなだめられた。なるほど、思うツボにならないようにしないと。

こういった輩がいるので、ネットコミュニティを利用する時は用心だ。

12人に1人いると言われるLGBTQAB型の割合とほぼ一緒。そういえば母のいとこは昔ながらのオネエ。東京の歌舞伎町でお仕事していたらしい。

性的嗜好を話す事に寛容ではない日本。ビアンであることを、堂々と公言できない風潮はある。

だが、セクシャリティは多様なものなのだ。一言でノンケや、ストレートと言っても、その中でさらに性的嗜好も様々ある。私は男性の方が好きだと思ってきたが、『女性なら男性を好きになるもの』という固定観念から、そう思っているだけなのかもしれない。

世間では少しずつ、セクシャリティについて触れられる機会が多くなって来た。「自分はこういう人間です」という主張を、偏見も批判もなく、ありのままを受け入れる世の中になっていきますように。

ところで掲載して欲しいと言うので、掲載します。後ろ姿です。ボイ気味の中性タチ、タイプはフェムさんです。

写真はBと訪れた今回の店で、撮影したものです。

★★№9 ビアンバー体験記(前編)★★

先日、ビアンバー(レズビアンバーの事。ちなみにレズビアンはその世界では差別用語になるのでビアンと言う。以下レズビアンはビアン)に行ってきた。

「あー、行きそうだよね」と早合点してはいけない。初体験だ。

私は女性と恋に落ちたことはないが、ビアンの友人Bが「ぜひ一緒に来てほしい」という事で、興味津々で行ってみた。

Bの了承を得て、というより書いてくれと言われ、その体験記をこのエッセイに書くことにした。だって、彼女も次の恋をしたくてキラキラ輝いているんだもの。Woman Gardenは、あらゆるキラキラウーマンを応援するのさ。

アメリカの人気ドラマで「L(レズビアンのL)の世界」というビアンの恋模様を描いた作品があった。登場する女性たちは、みんなおしゃれで粋。私はストレート(ノンケ)なのだが、「なんだかステキ💛」と思ったものだ。

しかし、現実世界はなかなか厳しい。Bによると、昨今の自由な風潮の中でも実際にカムアウトすると風当たりが強いことも多いらしい。

セクシャリティ(以下セク)を公表しないでいれば、男女間のように「職場の同僚と」とか「飲み会で意気投合して」なんてことにはなりにくい。

なので、ビアン同士が出会うのは、「ビアンが集う場所」が多いということになる。

友人Bは現在フリーで、早く彼女が欲しいのだという。でも、集いの場に一人で乗り込むのも気が引ける。

そこで、彼女のセクを知り、なおかつ面白そうなら何にでも顔を突っ込む私を誘ってくれたのだ。

自分を表現するこういう言葉がある。

フェムフェミニンから。見た目、服装が女性らしい

ボイボーイッシュから。見た目、服装が少年的、男性的

中性見た目、服装が女性っぽくもなく、男性っぽくもない

またセクに関して自分の性行為での役割を指す言葉として

タチ性行為で攻め

ネコ性行為で受け

リバ性行為で攻め、受け、どちらにもなれる

ビアンコミュニティでは、これらの言葉を用いて、自分のセクはボイタチ、フェムネコなどと表現する。

ビアンではない私がお店に行っても良いのかと伺うと、「この世界を理解する人はいいんだよ」とのこと。

昔から親父のエロ本を見て育ったせいか、性癖や性への偏見は無い。知らない世界のことを知りたいのが私。

うむ。遠慮なく行かせてもらおう。

こうして我々は雨の滴る週末に、早足でビアンバーへと向かった。

👻№8 ちょっとだけオカルト特集②

 

日本に丑の刻参りや呪いのわら人形があるように、世界にはその国ならではの呪いの方法が存在する。

南米の、とある国出身の友人から、昔実際かけちゃった呪いの話を聞いた。

友人リア(仮名)のお姉さんモニカ(仮名)は、ホセ(仮名)とお付き合いしていたが、ある時ホセに振られてしまった。しかもホセは、世の女性全てを敵に回す様な、一方的な別れ方をしたのだった。

愛する姉を傷つけた、憎いホセ!リアは、ホセにお灸をすえる手段として、『呪い』をかける事を選んだ。

呪いには様々なアイテムが必要になる。でも心配ご無用!彼女の国では、市場ですべて揃っちゃう(^_-)食品や野菜、洋服などを売るお店と並び、魔術やおまじないに使用するグッズ店が存在するのだそう。

そこで揃えた材料と、呪いをかける相手にまつわる物。これが揃えば完璧だ。

「相手にまつわるもの」は、相手の家に良く出入りする位仲の良かったリアにとって、入手するのは簡単だったらしい。どんなものが必要かは詳述しないが、「それが簡単に手に入るって、どういうこと???」と思えるものである。

さて、リアとモニカは、いよいよ呪いをかけた。するとホセは、みるみる不幸に見舞われた。新しい彼女との暮らしは破綻し、金は盗られ、職を失い、痔になり、車に引かれる。あまりの度重なる不幸ぶりから、ホセのお母さんは呪いの仕業と薄々感づいていたそうで、「お願いだからもうやめてあげて」とリア達に懇願する程だったそうだ。

ところが、呪いかければ穴二つとはよく言ったもので、リアはその後、彼に振られたり病気になったりと不幸が続いた。お天道様はちゃんと見ていて、人の道を外れた事をすれば、バチがあたるようにとプログラムされたのかもしれない。

私自身の話。

数年前、北上川の河原で不思議なものを発見した。フェルトで作った人形に名前が書いてあり、ブスブスと沢山の針で木に刺してあるのだ。

誰かを呪うためか、「木にこんな妖精がいたら可愛い💛」と貼り付けたのかは分からないけれど。一瞬ギョッとしたが、持ち前の好奇心でジロジロ観察してしまった。

これが、なかなかに可愛らしい人形なのだ。家庭科5段階評価の2だった私はまず、「この人形を作るのに、どんなに手間をかけたのかしら」と感じた。この手仕事をする位なら、素晴らしいハンドメイド作家さんになれるんじゃないかとも思った。

人間の怒りや憎しみなどの執念は、幸せのパワーより強いのかも。作品は怒りや憎しみと言う芸術家もいたり、事業を興すパワーにしたりする人もいる。

どうせならば、自分のため・自己表現のために手間暇をかけて、もっと自分を磨きたいものである。

件のリアは、今ではすっかり元気になり、輝く毎日を送っている。呪いの話ももはや、『自国の文化を紹介するのにちょうど良いエピソード』扱いだ。

河原の人形作家さんも、いつの日か呪いのパワーを昇華し、自分を輝かせて行けますように!

👻№7 ちょっとだけオカルト特集①

ストレスが溜まった時の解消法は人それぞれ。ウーマンガーデンの読者なら、取材したくなるような解消法をお持ちの方も多いのでは?
他人には理解されないのだが、私のストレス解消法は、今も昔もゾンビ映画を観る事だ。『ゾンビ映画が好き』ではなく、『ストレス解消法がゾンビ』である。
ゾンビとの出会いは、中学生の時。
街に唯一のレンタルビデオ屋さんには、数々のゾンビが並んでいた。私はそのパッケージにひどく惹かれ、「見たくてたまらない!」と、何度も母にねだった。
思春期真っ只中の中学生がゾンビ映画をねだるのは、どう考えてもヤバい。私のおねだりは幾度となく却下され、「サウンドオブミュージック」や「ローマの休日」のような、真面目な名作ばかりを見せられていた(まあ、これらも未だに好きなのだが)。
何がきっかけだったのか?母はある日ふと、念願の「死霊のはらわた」を借りてくれた。1人では怖いからと、年の離れた妹や母を巻き添えにして、毛布を被りながら観たあのトキメキは忘れられない。
昨日までの恋人が、ゾンビという意思を持たない化け物に変わり果てる。葛藤を抱えながら戦いに挑むヒーローと、愛する人の姿でありながら敵となってしまったゾンビ。溢れる哀しみ!どうしてこの良さがわかってもらえないのだろう!
わかってもらえないのは承知の上で、ゾンビ愛を語ろう。
私が好きなのは、ゆっくり歩くタイプのゾンビだ。バイオハザードのような、動きが機敏でアクション化しているものは好みではない。
ゆっくり近づいて来るにも関わらず、何故か不注意から毎度追いつかれる。一軒家に隠れ潜み、ソファーや食器棚でゾンビを遮断する。追い込まれながらも自分の安心出来る場所を確保する場面が好きだ。
ゾンビ好きなら誰しも考えるであろう、家の中にゾンビが入ってきた時の攻略法もちゃんと考えてある。一番いいのは屋根裏の収納だ。中古で買った我が家には、ちゃんと屋根裏がある。この家を選んだのは、実はゾンビ対策だったのだ(家族にも内緒)。
こんな事を書き連ねていたら、もう週末。今週も仕事頑張った。でもって、あんな事やこんな事もあり、ストレス溜まった!
今宵は、ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督の『Down of the dead』を観る事にしよう。
戦いと!葛藤と!愛が溢れるゾンビ映画。皆さまも、ストレス解消にいかがですか(^^)。

☆☆No6 天パとのつきあい☆☆

 あと二か月もすれば、悩ましい梅雨が来る。
「食べ物が腐りやすい」?「じめじめして鬱陶しい」?
 私にとって梅雨の悩ましさは、「髪の天敵」しかない。
私は、生まれたころから、筋金入りの天然パーマ。遺伝要素もかなり強く、母はお鍋でも洗えそうなスチールウール系天パ。後ろ姿が久米宏の伯母も、まるでこまめにパンチパーマをあてているかのよう。
2人とも、若いころには相当コンプレックスを感じていたようだ。ロングヘアに憧れていたのであろう。セピア色の写真の中では、母はサラサラヘアのズラをかぶり、伯母は常に極太お下げで写っている。
昨今では、『縮毛矯正』なる素晴らしい技術がある。私の美容室通いの計画は、この梅雨時期に合わせ組み立てている。タイミングさえ合わせられたなら、「どうだ、梅雨よ!天パよ!今年もお前たちに打ち勝ったぞ」というすがすがしい気分になれるのだ。
母や伯母に負けず劣らず、私だって思春期の頃は天パに悩んでいた。憧れの縮毛矯正という文化は中々地元に浸透せず、初めてかけたのは二十歳を過ぎてから。しかも仙台の美容室まで遠征した。ストレートの髪をゲットし、車窓の風になびかせた時の感動は今も忘れはしない。
それより前の時代はどうだったか。
高校時代はドライヤーを肌身離さず持ち歩ことで、なんとか凌いだ思い出がある。
問題は中学の頃だ。ドライヤーなど持って登校できるはずもない。この頃はたかだか36℃の手の熱で前髪をプレスする、名付けて手アイロンが主流であった。
当時は部活で髪をショートにしていたため、雨の日は最悪。モコっと膨れた前髪が後ろの髪に押し上げられ、ちょっとしたリーゼントパーマになっていた。
思春期の女子の心を察するすべなど持たない男子は、これをあろうことか「パンチ」と呼んだ。そんな男子を、 ホウキ片手に「なにを~!」と、追いかけていたあの日。
今でこそ良い思い出だが、当時は家に帰って泣くことだってあった。あの頃の悩める私に、『5年後には、縮毛矯正って技術が心を救ってくれるよ』と囁いてあげたい。縮毛矯正を発明した人には、個人的にはノーベル賞くらいあげてもよかろうと思う。
 さて新時代「令和」には、どんな発明がなされるだろう。
 伸びてくる髪も真っすぐに生えてくる、飲む縮毛矯正「根っから素直♡」なんて商品も発明されたりするかもしれない。明るい未来を想像して、楽しんでいる。
 新しい時代に期待しつつ、さて、今年もしっかりタイミングを合わせて縮毛矯正をかけてこよう。

♦♦♦№5 悪目立ちにはご用心!♦♦♦

 

何人かでふざけても、なぜかピンポイントで怒られてしまう人がいる。やってもいない悪戯の犯人として疑われた挙句、周囲にも「あー○○ならやってそう」と思われる人がいる。

私もそうだった。いや、現在もしかり。

行動が目立ち過ぎるのか、日頃の行いのせいなのか。どうもその手のエピソードに事欠かない。

社会人一年目の寮生活にて。

暮らしていた寮の門限は、夜10時。若者にとっては夜の盛り上がりはこれからという時刻。そんな時はどうするか?

同僚に、○時に帰るから鍵を開けておいてほしいと頼んだり、はたまた朝5時に玄関が開くので、そのタイミングで帰ったりした。先輩も後輩も、遊び盛りの女子らは皆そうしていた。

寮生活にもすっかり馴染んだある日、事件は起きた。土足で窓から侵入した泥靴の跡が、玄関にも二階へ上る階段にもバッチリ着いていた。

さすがに寮長の逆鱗に触れ、臨時集会の放送が入った。「犯人はお前か」と一人一人尋問された。自己申告制だったが、誰も「私です。」と申し出る者はいなかった。寮長の鬼の形相に、犯人も言い出せないだろうと、憐れに思っていた。

翌日、私の部屋をノックしたのは、他でもない寮長様。「土足で入ったのは梨沙ちゃんでしょう!!」

…いやいやちげーから。やりそうな顔に見えても意外とその辺はちゃんとしてるんだい!

と心では思ったが、真面目な場面で笑ってしまう癖がある私。犯人ではないと主張したが、寮長のあまりの刑事っぷりに笑いがこみ上げてしまった。吹き出すことは我慢できたものの、ニヤッとしてしまったせいで、寮長は私が犯人だと確信した様子。

何かにつけて責められたり嫌味を言われたり。肩身の狭い日々が続いた。

後日、犯人は同期の○○美と分かった。彼氏とデートだったらしい。しかも先輩に可愛がられていたので、特にお咎めは無かった。くそぅ、、お前のせいで。

ある年の忘年会では、上司達の替え歌を作って披露した。今なら逆パワハラで訴えられるような内容だったが、同期で考えた替え歌は受けもよく、大爆笑で幕を閉じた。

盛り上がりに気を良くしたのも一瞬。酒が抜けた職場では、「誰が歌の内容を考えたか」と上司が探りを入れはじめた。そして、「あいつではないか」という矛先はやはり私に、、

この件に関しては、わたしも替え歌作りに加担していたので弁解はしなかった。

でも、、みんなで作ったんだよう~!

やはり自分は、「何かをやらかしそうなキャラ」なのだと思う。

対照的なのは私の妹だ。要領が良いというのは彼女の事だと思う。彼女は、先生にも怒られた記憶があまりないそうだ。

しかも小さい頃から、「自分がこうすれば大人は喜ぶ」という事がわかっていたらしい。「エーッ!?信じられない。可愛くない子供だね」と妹には言ったが、「お姉ちゃんはむしろ、怒られに行ってるよね?」と返されてしまった。同じ姉妹で、どうしてこうも要領の良さが違うものか。長子と末子の差か、生まれついてのものなのか。

そんな要領の良さがあれば、回避出来たトラブルもあったかな。あれもそう、これもそう。。。

要領、さじ加減、良い塩梅、、この年になればそろそろ身についても良さそうだが。このペースなら、90歳位で世渡り上手になれるだろうか。いや…できる気がしない。

逆に、「あの婆様ならやりかねない」というキャラで生きていくのも面白いか。

世の中には、そんな存在も必要!…だと信じることにしよう。

 

 

♪♪No4「あなたもエプロンマドンナ」♪♪

 

あなたもエプロンマドンナ♫

あなたって、素敵だわ~

あなたっていくつなの~♫

土岐麻子の「あなたはマドンナ」。30年程前の化粧品メーカーのCMソングだ。

10代の頃はピンと来なかったが、キラキラウーマンが溢れる今なら、歌詞の意味がよくわかる。

この冊子に掲載されている女性達や、編集長の伊藤さんを思い浮かべてほしい。お歳が掲載されていたりすると、「えっ?えー⁈」と二度見することしばしば。

さて、彼女たちはなぜ輝いているのか。

仕事や生き甲斐、打ち込める趣味などを持つ女性達が一昔前より格段に増えた。ときめく毎日を過ごすことは、輝きを放つエネルギーになるのかもしれない。

昔は「お母さん」と言えば、クルクルパーマにエプロン姿。ちびまる子ちゃんのお母さんを地でいく人が多かった気がする。

嗚呼、エプロンで思い出した。数ある私の赤っ恥ヒストリーの1つをお話ししてしまおう。

あれは第一子妊娠中の夏。あまりにも暑かったので、ズボンを脱いでパンツいっちょうにエプロンをしめ、掃除機をかけていた。エプロンというのは不思議なもので、ワンピースを着ているような錯覚に陥る(私だけだろうか)。

そこにピンポーンと玄関のチャイム。にこやかにドアを開けると新聞の集金。財布を取りにクルリと後ろを向…いた瞬間に思い出す!今の私の後ろ姿は!

妊婦とは思えない素早いターン。動揺しながら「ちょっと、またにしてもらえますか」と、真顔で伝えた。

集金に来られた方は、気さくな態度が豹変した妊婦に驚いたか、振り向けば風通しの良すぎる妊婦の姿を見たか見ないか、微妙な表情でドアを閉め、帰っていった。

あの時はすみませんでした。

皆さんはそんなエピソードはないだろうか。(無いか)

話が逸れてしまったが、最近はエプロンをつけたまま買い物をする大仏ヘアおばさまも、あまり見かけない。みんなでエプロンをつける機会があっても、花柄シックあり、シンプル綺麗色あり。オシャレアイテムとして素敵に取り入れる方が多い。

外見が若いという事は、細胞も元気なのだとか。つまり、体内も若いという事。

エプロン1つでも、「つけて楽をする」のか、「元気で素敵な自分を表現」するのか。

自分を表現することを選ぶ女性がそれだけ増えたということか。現代の長寿社会にも納得である。

そして、心の風見鶏が体と同じ方向を向き、何かに打ち込んだり、ときめいたりする事が、キラキラウーマンへの近道なのかもしれない。

そいでもって、たまにパートナーの前で、家庭的なエプロンや割烹着姿でギャップ萌え。また、時々パン1エプロンで振り向いたりすれば、パートナーのハートの刺激となり、若返っちゃうかもしれない😎

💛💛No3「性欲と成功の正比例」💛💛

 

「英雄色を好む」と言うことわざがあるが、これは、女性にも当てはまる言葉だ。エロスは力の源、性欲は活力の素になる。

成功している女性にこっそりと、「あなたは自分で性欲が強いと思うか」と、インタビューしてみたい。かなりの確率で、「強い」と答えるのではないだろうか。

私は昔から、性に対しての興味が強く、探究しようとする面がある。まどろっこしいので直球で言うが、性欲が強いのだ。

それを恥じてはいないものの、「私はテニスが好きです」と言うように、誰彼と公言するものでもない。

でも、時代はどんどん進んでいるのだから、エロスの部分ももう少し先進的になっても良いのではないかと思う。

瀬戸内寂聴先生は著書の中で「芸術はエロスから発生したもの。人生から性を差し引いて、なんの生きがいがあろうか」とおっしゃられている。また、「思考は現実化する」のナポレオンヒル博士は、性エネルギーを上手く転換した偉人を数多く挙げている。

樋口一葉やキュリー夫人はそのエネルギーを見事に集中力や創造力に転換したのだそうだ。自分が亡くなってから暴露され、あの世で赤面しているかもしれないが。。。

今の世の中、持って行き場のない悶々としたものをどうしたら良いかと思う女性もいるのではないか。

性欲はエネルギーとして火力発電や風力発電のように転換出来るらしい。心理学的には、昇華、という。

これらの知識を得て、私も、意識して転換してみた。まだ半年ほどだが、仕事や夢への原動力になるのをここ数ヶ月で実感している。性欲そのものを活かすのではなく、性欲のベクトルを他に振り分ける、というイメージだ。

目標に近づくための一歩を踏み出した。創造力も増し、将来の展望や計画も集中してできた。

持てるエネルギーは活かすべき。「恥ずべき思い」として封印している女性がとってももったいない。

女性の力の源として公言できるような、そんな世の中になったらいいのにな!

 

★★★No2    「今年こそは」★★★

 

さぁ新年!やれ新年!とヽ(´▽`)/

初詣や書き初めは、新年の抱負を神様に報告するという意味あいがあるのだそう。皆さまは、2019年の目標は決まりましたか?

私は、「日本語を正しく話す努力する!」が目標。

正しい日本語。簡単そうで難しい、考え始めるとキリの無い話題だ。

私は昔からあまり話す事が得意で無い。

知っている人には、えーあんたが?と言われそうだが、場を盛り上げる事はできても、「ストーリーや出来事を順序よく分かりやすく語る」という事が苦手なのだ。

例えばこうだ。

『あのあれに出てた前髪のグシャッとしている俳優がワーっとなって、その前にここがズガーンとして、ギャーっとなってビックリした』

…なんの映画かお分かりだろうか。

臨場感は溢れるものの、主語は無いし、固有名詞もない。そもそも熟語が不足している。形容が下手。起承転結を無視して、気になった所から話し始めるので、結局全てを伝え切れない。

言い間違えも多い。

先日は焼きたてのお焼きをほおばりながら、「私は“こしまん“が一番好き」と宣言。

ちがう。私が言いたかったのは、“こしあん“だ。“こしあん“と“あじまん“が、なぜか合体してしまった。

話を振られた友人は、「急に卑猥な話が始まったか?」と、目を白黒させていた。

場を和ませるジョークにできる事もあるが、大人としてこう頻発していてはいかん。品性まで疑われてしまう。

話し言葉の憧れは、ある局の年配のアナウンサー。

天気予報でさえも、ロマンチックなポエムに早変わり。バーコードスタイルにもかかわらず言葉の魔術師としてきらめく彼を見てい

ると、「日本人ならば、やはり日本語を正しく使うようにしたい」と思うのだった。

新調した手帳にも、早速目標を書き込んだ。

更に輝く自分になるため、奮発して買った手帳。

美しい日本語で埋めて行きたい。

香月梨沙


***No1    「はざま年齢ファッション問題」***

 

先日、友人がいつの間にか私のことを動画で撮っていた。

コーヒーを恐る恐る運ぶ、後ろ姿の自分の動画を見て唖然とした。

「、、、。ばあさんやん!色も暗いしサイズも体に合ってない!」

気を抜いていたとはいえ、これはひどい。いつのまにか、自分の容姿に対するイメージと現実が乖離していたようだ。

いつまでも落ち込んでいるのは性に合わない。早速、自分の年代が行きそうな仙台のお店を訪れた。

だが、ここでも一悶着。

お店のお姉さんには、「下半身デブなので明るい色のパンツは避けている。」と伝えたのに、流行りだからと辛子色ワイドパンツを持って来た。案の定、下半身デブも足の短さも浮き彫りに。お姉さんは涼やかな笑顔で、「12センチ位のヒールを履くとバランスとれますよ」と。。

次に勧められたのは、肩の位置が腕まで伸びている、ちょうちん袖のハイネック。イカリ肩と首の短かさが強調された上、流行りのオーバーサイズが落ち着かない。「縦ラインで補えますよ」と重ねられた秋色のダウンジャケットは、どう見ても救命胴衣に。ヘルプミ~。

何一つ、気に入らなかった。

何がいけないのか。まずは色だな。そう思った。

日本では秋冬になれば色もトーンダウンしてくるのが常だ。しかし、米軍基地付近に住む友人を訪ねて遊びに行くと、全く様子が違う。外国人日本人問わず、一年中カラフルな色の服で溢れている。皆、着たいものを着ている感じがする。

元気な色は、ビタミンカラーとも呼ばれるように、自分も周りの人も色からのエネルギーを受け、元気になったりするものだ。

また、体のラインが崩れたら、隠すより、出してしまった方が、スタイルが良く見える。

自分のことを思い返すと、イケてる頃は派手めな柄物を好み、タイトなシルエットを基調にしてきたではないか!

年齢を気にし始めた私。気づかぬうちに、「目立たない色、ラインを隠すシルエット」を求めていたのかもしれない。仙台のお姉さんは、それを敏感に察知し、あの服を提案してくれたのだ。

タンスの中をひっくり返し、かつて着ていたペイズリーとボタニカルが一緒になったような柄の賑やかワンピースに袖を通す。

こんなのリサにしか合わないと言われ、得意になっていた頃を思い出す。

これだ、これ!笑

 

結論。守りに入るのはまだ早い。

苦情が出るまでは、オリジナルファッションで、姿勢を正して歩こう!

香月梨沙

 

 

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